格変化も活用も全部忘れたけど久々に好き放題言いながらロシア語を読むのもたまには役に立つんだなぁという話
ごきげんよう、なでかたジョンです。
最近DuoLingoで語学の勉強するのにハマってしまって中々ブログに手が回りませんでした。
えっ、DuoLingoを知らない!?初学者にめっちゃ優しい外国語学習サイトですよ!!
英語が読める人なら(ここ地味に重要)20ヶ国語くらいが無料で学べてしまうという神仕様なので、一度覗いてみてください。個人的にはPC版をオススメします。
今はロシア語、中国語、ドイツ語、スペイン語、ハンガリー語、ポーランド語、ウクライナ語を並行してちょっとずつやってます。そのうちチェコ語も復習したいしフランス、ギリシャ、ハングル、イタリア辺りにも挑戦したいです。ていうか全部やってみたい(言語によっては文法の解説が整備されてなかったりもするので注意。その辺はすべて素晴らしい有志の手で実装されているらしいのでとても文句は言えないですね)。
このままDuoLingo紹介記事にしてもいいんじゃないかという気さえしますが、まぁそれは私の役目ではないでしょう。とにかく気になったらググってみてってことで、本題へGo。
続きを読むどうしても西夏文字を諦めきれないので自分で勉強する①
ごきげんよう。なでかたジョンです。
突然ですが、西夏文字っていいよね。皆さん『シュトヘル』読んでますか?
私が初めて西夏文字を見たのは高校の世界史の教科書でした。あの装飾的なフォルムにビビッと来てしまいましたね・・・。
その後大学一年の総合演習とかいう必修科目で自由なテーマで研究発表する課題がありまして、私は西夏文字をテーマにしたんですが・・・まぁ素人に太刀打ちできるわけがなく。
その時読んだのがたしか『西夏王国の言語と文化』だったと思うんですが、シナ・チベット語族の言語的特徴を踏まえて西夏語を繙いていくみたいな進め方で、当時言語学について何も知らない私には到底歯が立ちませんでした。
しかしやっぱり西夏文字を諦めたくない!あの文字を読んで書けるようになりたい!
と思っていたところ、図書館でこの本(以下「聶 2014」)に出会ったわけです(案の定Amazonには出品されていませんでした)。
「国家珍贵古籍名录」というシリーズで、『番汉合时掌中珠』という資料が西夏文字の解読にどのように寄与したかという解説を軸に、西夏文字のシステムなどを紹介していく入門書と考えて良いでしょう。
この本を執筆した聂鸿音という人物の経歴を百度百科で見ると、「中国社会科学院*1の研究員で中国民族古文字研究会の常務理事、世界で数少ない西夏語を解する学者であることは勿論、英語、ロシア語、フランス語、ラテン語等の言語を操り、チベット語、回紇(ウイグル)語、契丹語、女真語等の滅びた言語の比較研究を専門にしている(要約)」とあって、要するに「碩学」ってやつですね。わかりやすく言うとバケモン学者。
そんなやべー人が書いた西夏文字の入門書が48元(だいたい800円弱)で買えるんだからお得ですよね。想定もスタイリッシュだし良い紙使ってそうなのに。やっぱ中国の出版業は強い。
ということで、この本とかうぃきぺとか見ながらお勉強したことをアウトプットしていこうと思います。
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